21st Century Museum of Contemporary Art,Kanazawa。

今回初めて行きました。
・美術館の建物が良いです。
大きくは無いのですが、外観も面白いし、展示室も使いやすそうだし、明るいし。
・市民参加。
無料で公開するための展示室があったり、無料で自由に入れるエリアに様々な形のベンチや椅子があって(これ自体が作品ですが)、散歩のついでに気楽に入れるようになっています。
もちろん市民の作品の展示もありました。
地元の人にとって身近な美術館になっている気がしました。

自分の勝手な評価としては、水戸芸術館広島市現代美術館に続いて3番目に面白いかも。
開館して2年半、これからが楽しみです。
 
話が逸れますが・・・
国立新美術館(The National Art Center,Tokyo)を私は評価しません。
企画展のみの美術館というのは、経営的には良いかも知れませんが、
・コレクションを保有し、美術作品という人類の財産を維持管理する
・ワークショップを主催し、一般市民の作品をとり上げたり、新しいアーティストを支援する
という美術館が本来持つべき機能が欠けているように思えて仕方がありません。
それが「museum」ではなく「art center」を名乗っている所以かも知れませんが。